プレスリリース

2018 年 7月 30 日
石川県加賀市/⼀般社団法⼈加賀市観光交流機構
株式会社アドヴァンテージ

企業として地域として、本気で若者を受け入れる覚悟が必要
トップが率先して迅速対応、何としても面接につなげる想い:KAGAルート勉強会レポート

石川県加賀市(宮元陸 市長)と一般社団法人加賀市観光交流機構は、人材採用支援事業を手掛ける株式会社アドヴァンテージ(神奈川県横浜市、代表取締役社長:中野尚範)と連携し、宿泊産業における就労環境改善や雇用創出に向けた取り組み「KAGAルート」を平成29年8月7日より開始しております。平成30年度も引き続き継続し、プロジェクトの一環として採用強化に向けた勉強会を実施しております。

昨年度の勉強会は外部講師を招き実施しておりましたが、今期初となる勉強会は加賀温泉郷専用の求人サイト「KAGAルート(https://www.kaga-route.com/)」経由での採用実績が多く、積極的な採用活動を実施され、プロジェクト参画事業者である「加賀山代温泉 あらや滔々庵」代表取締役 永井隆幸氏に講師を依頼し、「人材確保の成功事例に学ぶ KAGAルートからの採用の秘訣」と題し、求人内容、応募から面接の対応、採用に至るまでの工夫、経営者としての気づき等をご講演いただきました。(平成30年7月26日実施)

【講演内容】
人材確保の成功事例に学ぶ ~KAGAルートからの採用の秘訣~
・求人について、応募から面接、採用に至るまで、経営者としての気づき等
1.人手不足の現状
2.KAGAルートへの期待、振り返り
3.KAGAルートからの応募状況、採用の秘訣
4.昨年のイベント「都会脱出作戦」での気づき
5.KAGAルートの特性を活かして

■これからはお客様より従業員を集める方が難しくなる。求職者は自社の求人にのみ応募している訳ではない。応募から24時間以内、出来るだけ早くトップが対応し、話しを聞く姿勢が大切。社員寮の整備など、未来の従業員への投資も惜しまない。

 「二年くらい前から人出不足感が顕著になり、客室が空いていてもお客様を受け入れられない状況に陥っていた。」「金沢までの新幹線開業の影響もあり、宿泊客は増えるものの、従業員の確保は難しく、先ず水曜日を中心に休館日を年間で約50日間設けた。売上減を心配したが、宿泊客が伸び影響は出なかった。ただ人材確保の根本的な解決には至らず、また人材確保の手段が多様化しているが何から手を付けてよいかわからない状態の時にKAGAルートプロジェクトが開始した。」「全国から求職者を募るのであれば住環境の整備が重要と知り、社員寮となる物件を購入、宿泊部屋の修繕予算を社員寮の整備に充てた。」「KAGAルートの求人サイトから本当に応募が来るのか半信半疑であったが、サイトオープン直後から応募があり驚いた。ただ数名連絡するタイミングが遅れ連絡が取れない事があり、対応を24時間以内にできるだけ早くする事にした。直ぐに書類選考するのではなく、加賀に来てもらい、職場を見学して、温泉に入って、社員寮も見て、街並みの雰囲気も感じてほしい。会えば良さが伝えられる。そんな工夫の中で初めての男性客室係も採用ができた。約5カ月で6名がKAGAルートのサイト経由で採用できた。決して特別なことをやっているつもりはない。」と課題から採用に至った経緯、工夫をお話しいただきました。  また、昨年度のKAGAルートプロジェクト採用イベント(都会脱出作戦)が、若者に対する自身の考えの転機になった事について、「参加者には目的意識の高い若者が多く、普段の生活では感じられない刺激を受け、このままではいけないと感じた。」「移住には『仕事、生活、住まい、人間関係』がポイントだと気づいた。『仕事では、自分のスキルが活かせるか?』、『生活はその土地で暮らす自分が想像できるか?』この点は採用活動にも活かされている。」「大人は若者から学び、変わって行かなければならない。求職者や移住者以上に、企業として地域として我々に本気で若者を受け入れる覚悟が足りないのではないか」と解説されました。

 

■KAGAルートとは

加賀市、加賀温泉郷DMO、㈱アドヴァンテージが官民連携体制のもと地域が一体となり、 宿泊産業における働き方改革・就労環境改善に取り組み、新規就労者創出を目指します。

■日本一働きたくなる温泉観光都市を目指して
 温泉旅館雇用促進プロジェクト「KAGAルート」
1)採用強化に向けた勉強会            2)従業員向け合同研修
3)これからの加賀温泉郷、経営合理化を図る検討会 4)空き家活用による従業員住環境のテスト実証
5)求職者・従業員就労ニーズ調査         6)インターンシップの受け入れ体制づくり
7)合同就職イベント               8)加賀温泉郷専用の求人サイト

■KAGAルート事業主体

・加賀市観光戦略部 観光交流課
 本事業の事務局を担い、観光宿泊事業者と行政の連携窓口として、市役所関係部署との調整も行いながら、
 本事業の円滑な運営を進めます。
・一般社団法人加賀市観光交流機構 (加賀温泉郷DMO)
 三温泉の観光協会や旅館協同組合、市内観光事業者、観光以外の各種業界も包括する地域商社的な組織として、
 宿泊観光事業者と連携しながら本事業を推進します。
 ※DMO:Destination Management / Marketing Organization の略
・株式会社アドヴァンテージ
 人材採用支援事業を専業とし、求人広告、人材派遣・紹介に頼らず企業独自の採用サイトで、
 直接求職者と企業が繋がる採用手法(ちょくルート)をサービス展開するとともに、
 地方創生や働き方改革に関する公共事業を手掛け、様々な地域資源を組み合わせた採用ブランドづくり、
 ウェブ・SNS等を活用した情報発信・プロモーション、効果的なマーケティング、戦略策定等、
 地域を主体とした採用支援を推進。
 本事業では、企画運営を受託し、優れたノウハウを活かし効果的な事業推進を図ります。  
【お問い合せ先】 
■加賀市観光戦略部 観光交流課 (担当:宮永/奥野)
Mail:kankou@city.kaga.lg.jp
Tel: 0761-72-7905
■株式会社アドヴァンテージ「KAGAルート」事務局(担当:奥村/酒井/佐藤)
Mail:info@ad-vantage.jp
Tel: 045-477-1033
企業として地域として、本気で若者を受け入れる覚悟が必要:KAGAルート勉強会

企業として地域として、本気で若者を受け入れる覚悟が必要:KAGAルート勉強会 (598.2KB)

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